あなたは、人生の岐路に立ったとき、どの方向に進んだら良いか迷ったことはありませんか?そんなとき、自分がどんな人間なのか全然分からなくなってしまったこともあったかもしれません。

これは大学院を休学していた期間のこと。私の2回目の迷子経験をお話しします。

ヒントを求めた先で...

大学院1年後期から休学し始めた私は、Facebookでたまたま見つけたコミュニティカフェtsunagnoが募集していたボランティアに応募しました。居心地が良い何かを感じた私は、その後「tsunagno」に毎日のように通い始めます。

前回のエッセイで綴っているように、当時の私は結局自分て何がやりたいんだっけ? 状態でした。tsunagnoではたくさんのイベントが開催されていて、未来のために何かヒントを得ようと躍起になって参加し、たくさんの人の人生ヒストリーを聴くことができました。(tsunagnoで過ごした日々の詳細はこちらに綴っています)

私にとって新鮮な話はたくさん聞けたものの、それをうまく消化できずにいました。

自分ってどんな人間だっけ?

そんなときに気づいたことは、私には何ができるのか、何が得意で何が苦手なのか、何をしたくて何をしたくないのか、何が好きで何が嫌いなのか、全くわからなくなっていたということです。

たくさんの人の話を聴いて刺激を受けた一方で、逆に自分自身の存在そのものに対する解像度の低さを知ってしまった感じがしました。そんな衝撃を受けて、なんとか自分迷子を脱しようと、行動力だけを頼りに動き続けていきました。自分の今の状況をいろんな人に聴いてもらい、またその人がなぜ今ここに居るのかを聴き、解像度を高める作業の連続でした。本当にみなさん良くしてくれて、今思えばたくさんの無償の愛をもらっていたなと思います。

動いてみる

自分ってどんな人間だっけ? これが私の2回目の迷子でした。そんな状況になったらアンテナが働いた方向に動いてみることが大事だと思っています。分からないけど、何かを察知したらそっちの世界を覗いてみるくらいの心持ちを自分自身に与えてみるのもありだと私は思います。